NHK地球ドラマチック【解明! ネコの不思議】
わがままでちょっとクールで愛らしい
ネコには人に飼われていても大昔の野生の名残があります。
ネコは楽しみを見つけるのが得意なんです。
人には理解できない奇妙な行動もその一つです。
愛嬌をふりまく一方、時には野性的なハンターになります・・・。
鋭い爪で獲物の急所を狙います。
さあ!謎だらけのネコの行動の秘密に迫ります!
狙いをつけお尻をフリフリする姿は愛らしいですね
困った行動の理由
家では飼い主よりもネコが王様の場合もあるようです。
試すような行動
ネコは時に私たちを試すような行動をします。
まるで私たちがネコを知っているよりネコの方が私たちの事をよく知っているかのうように。
困った行動も特に悪意があるわけではありません。
「悪いネコなんて存在しない」飼いネコが家の中ですることには全てネコなりの動機があります。
部屋のカーテンをよじ登るもの、家具で爪をとぐのも野生動物としての名残。
家のネコもカーテンをボロボロにしました
爪とぎやマーキングなども全て目的があるんです。
たとえ家の中でも自分の縄張りをおろそかにしません。
ネコは引っかく生き物なので高級家具志向の家には向きません。
ネコは足の裏の臭腺から臭いを出し自分がここに来たことを伝えます。
更に尿も自分の名刺代わりです。
臭いをまき散らすのがネコ本来の習性です。
自然界での流儀を律儀に守りつ続けるネコネコのDNAに組み込まれた野生の本能によるものです。
野生の本能が飼い猫を厄介な行動に駆り立てます。
そうそう、うちのネコは壁をガリガリしたので壁紙がボロボロです。 ;v;
猫の足の裏
しぐさのメッセージ
気位の高い飼猫ネコのリリー、常に攻撃的で飼い主も少々手をやいています。
猫が撫でられる時に嫌がるサイン
口をなめて尻尾をパタパタさせています。人に囲まれて安心できないからです。
トラは尾を振って相手を警戒します、我慢の限界だぞという意味です。
恐怖のスイッチが入り攻撃性を剥き出しにしています。
今にも跳びかかりそうですが、これは自分の身を守っているだけです。
リリーは悪いネコではありません。
子ネコの頃、仲間に接する機会がなく社会性を身に着けられなかった猫がこうなりがちです。
うちのみーちゃんもそうなのね・・・社会性が全く身に付いてない ;V;
野生のネコ科動物のように神経質で警戒心が強いんです。
撫でられるのを嫌がる時のサイン・・・
唸り声は警告です。
シャーと威嚇しヒゲ横に広がっていたら要注意!
固まったように緊張している猫を撫でるのは逆効果です。
一旦恐怖のスイッチが入ると落ち着くまでに時間がかかります。
鳴き声、ヒゲや尾の動きは猫にとって言葉にかわるコミュニケーションの道具なのです。
旺盛な好奇心
猫は好奇心の強い動物 。
いろんなものに首をつっこみたくてたまりません。
自分では抜け出せなくなることもあります。
冒険に失敗はつきものです・・・。^v^
ネコ科の動物にしては珍しく水で遊ぶことがあります。
特に蛇口から流れるキラキラ光る水などは気になるようです。
猫は本能的にきれいな水場を探しているのです。
野生のネコ科動物は獲物の死体のそばで水は飲みません、おそらく衛生的ではないからでしょう。
実家のネコのマロンは私たちがお風呂に入ってるとトーンっとお風呂のふちに上手に飛び乗ってきてお湯を飲んでました。
飼い猫も実は食べ物から離れたところで水を飲むのが好きなんですよ。
→試してみてください。ネコちゃんの好きな場所などに置いてみてください。
こんな水分補給器なんかどうでしょうか。 いろいろ発売されてるので使い勝手の良いものを見つけてくださいね。
猫は身の回りにあるものの調査を怠りません。
獲物を探し仲間と敵を識別するためです。
しかし十分にエサをもらっている飼い猫は本来獲物である生き物に食欲を感じなくなっている場合もあります。
母ネコから学ぶこと
猫の行動は本能によるものばかりではありません。
何を敵かと思う事は母親から学ぶことなのです。
生後間もなく母猫から子猫を引き離すと怖いもの知らずになることもあります。
母猫が子猫を出産後すぐに胎盤を食べてしまうのは、胎盤の臭いを嗅ぎつけて捕食動物が子猫を襲うのを避けるためです。
母親がいなければ生まれたばかりの子猫は生きていけません。
生後3週間は目が見えず母親に頼りきりです。
子猫は外に出てもすぐに母親から連れ戻されます。
子猫は体温調節ができず、外気にさらされると命を落とす危険性があります。
しかし数匹でまとまっていれば温まることができます。
5週間経つと子猫はもうじっとしていません。
すべてのネコ科動物に見られるこういった遊びには重要な目的があります。
遊びは狩りの腕を磨くよい機会です。
獲物に忍び寄り、気づかれずにそばに寄り、跳びかかって噛みついたり、いろんな技を仲間との遊びの中で何度も繰り返し練習しているのです。
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