お笑いの世界で、出番が1番目なのは、若手で1番下っ端。
2つ目、3っつ目、この辺りはまだ下っ端なのでそうです。
そして、中堅、中入りと続きます。
中入りの前に少し名前の知れた人が出ます。
最後に看板、大御所の登場です。
上沼さん姉妹(海原千里・万理)がデビューする少し前のお話し。
デビュー前なので、出番は当然1つ目です。
新人にもかかわらず海原千里・万理さんが舞台に上がったら、ドッカ―ン
ドッカ―ン
とものすごくお客さんにウケた。




そして2人が舞台を降り、次に2つ目のコンビが舞台に上がると会場に人がいないのか?と思う程、客席がシーンとしている。
"ハズム・リズム"という男性コンビだったが、もうドッチラケ
5日くらいしたら、劇場の支配人が「出番を変えましょう。"ハズム・リズム"を1つ目に持ってきて、海原千里万理を2つ目に」と言ってきた。
上沼さんは「大先輩だし、それはお断りしました。それでも支配人が『ハズム・リズムに言ってもいいか?』と言うのでやめてください、その代わりあんまりウケないようにします」と言って支配人に「何を言ってる。100年早い!」叱られたそうです。

先輩方には本当に気を遣ったそうです。
芸人の世界は、妬み、やっかみがヒドイと言います。
今は和気あいあいとされてるみたいですが、本当のところはどうなんでしょうね。
そうそう、驚いたことに、後にお姉ちゃん(万理)現在の芦川百々子さんが、結婚したのがそのドッチラケのコンビ"ハズム・リズム"のリズムさんなんですって。
売れないのは名前が悪いとその後"ピック・アップ"に改名
リズムが弾まず、ピックアップもされずじまいで、コンビは解消
その後は、1人で、夢大作さんと言うお名前で司会業をされるようになりました。
現在はcs放送の競艇番組などに出演されてるそうです。




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