森繁久彌:俳優

森繁久彌

●受賞時の年齢:没後受賞 (満96才歳没)
●受賞日:2009年12月22日
●受賞事由:芸能の分野において長年にわたり第一線で多彩に活躍。 数多くの優れた演技と歌唱は広く国民に愛された
●他の栄典:従三位、 文化勲章、 勲二等瑞宝章、 文化功労者、 紫綬褒章、 紺綬褒章

*従三位(じゅさんみ):位階及び神階における位のひとつ

*文化勲章:科学技術や芸術などの文化の発展や向上にめざましい功績のある者に授与される日本の勲章

*勲二等瑞宝章:勲二等瑞宝章(くんさんとうずいほうしょう):国及び地方公共団体の公務又は次の各号に掲げる公共的な業務に長年にわたり従事して功労を積み重ね、成績を挙げた者に授与する。
(事務次官の職を務めた者)


*文化功労者:文化の向上や発達に関して、特に功績のあった人が選定される。文化勲章に次ぐ栄誉とされており、文化功労者になると、年額350万円の終身年金が支給される。毎年15人ほどが選ばれている。 ちなみに非課税で所得税はかかりません

*紫綬褒章(しじゅほうしょう):学術芸術上の発明改良創作に関し事績著明なる者に授与される。「日本国天皇」の名で授与される。

*紺綬褒章(こんじゅほうしょう):公益のために私財を寄付した者に授与される褒章。(1918年)制定


◆国民栄誉賞受賞者 ◆18人目

森繁久彌

・生年月日:1913年5月4日
・出身地:枚方市
・死没:2009年11月10日 (96歳)
・学歴:早稲田大学中退

日本の俳優、歌手、コメディアン、元NHKアナウンサー。最終期はアクターズセブン所属。別表記に森繁久弥。 昭和の芸能界を代表する国民的名優であり、映画・テレビ・舞台・ラジオ・歌手・エッセイストなど幅広い分野で活躍した。


◆国民栄誉賞とは

内閣総理大臣表彰の一つ。
1977年(昭和52)8月30日内閣総理大臣の決裁により設けられた。
この表彰は、広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった者について、その栄誉をたたえることを目的として設立された。
表彰にあたっては、表彰状および盾が授与され、記念品または金一封を添えることができることとなっている。[内閣総理大臣官房人事課]

森繁久彌2
       
鳩山首相から国民栄誉賞の盾を受け取る森繁久弥さんの次男建さん(左)

国民栄誉賞の受賞者には『表彰状と盾』の授与に加え、『記念品または金一封』を添えることができる』とされています。
これまでの国民栄誉賞受賞者にはすべて記念品が贈呈されています。賞金に当たる金一封を受け取った方はいらっしゃらないそうです。

国民栄誉賞を辞退した人

1983年 福本 豊さん(プロ野球選手):本人が辞退
福本豊


1989年 古関裕而さん(作曲家):没後内定に遺族が辞退
古関裕而

2001年 イチロー(プロ野球選手):本人が辞退
2004年 イチロー(プロ野球選手):本人が辞退
イチロー


福本豊さんの辞退理由は、「をんなんもろたら立ションもでけんようになる」
イチローさんの辞退理由は「賞をいただくことは光栄だが、まだ現役であり発展途上の選手なので…」



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