偉大なる父、君島一郎の急死!
波乱の人生を二人三脚で
十和子さん美しいーー!!ご主人の誉幸さんのテレビ出演は何年ぶりでしょうか?
ご病気をされたとニュースになったことがありましたが、お元気そうで良かったです。
ご結婚されて22年になるそうです。
徹子さん→あの頃、いろいろあって、すぐに別れるんじゃないかと言われてて・・・
十和子さん→そうなんです、あっという間でした。
結婚式は君島一郎氏が亡くなられたので先延ばしにしたそうで、結婚式のお写真は娘さんが一緒に写ってます。
十和子さん→できちゃった結婚ではないんですが・・・、

一緒に写ってるのは間もなく20才になるご長女。
16才で宝塚音楽学校に入学。
蘭世 惠翔(らんぜ けいと)というお名前で活躍されてます。

どちらかと言うとお父様似かしら。
次女の方はもうすぐ15才になられるそうです。
現在はお二人で化粧品の会社を営まれています。
ご主人の誉幸さんが経営、十和子さんが開発を。
元々誉幸さんは、

31才でした。
親とは違うお仕事に就きたいと思っていたそうですが結果的には会社に入ることになりました。
亡くなられる2、3年前に会社に入り、まだまだこれからいろんな事を学ばなければならない時に父が急死したので、本当に大変でした。
今はお洋服からは手を引いて、KIMIJIMAのライセンス事業をされています。
お洋服以外の、食器、タオル、アクセサリーなど。
十和子さん→黒柳さんが長年ご出演されている番組に私も時々出させていただいて。
スペシャルの時に実はもう結婚が決まっておりまして、最後にそれに呼んでいただいたので主人の父が「最後だから」って言って「特別よ」って言ってKIMIJIMAのお洋服を着せてくれたんですね。
レースの。
何も言わなかったんですけどそのスタジオに行ったらすぐ黒柳さんが、
「あら、それ君島先生のお洋服ね」
ってすぐ言われてしまって私、実はドギマギしてたんです

徹子さん→私こういうモデルさんで君島先生の洋服って買えるような・・・。
今のようなレンタルみたいなのないからね、 買えるような出演料をもらう方なのかなって思ってびっくりした・・・。
十和子さん→とても買えませんでしたが。
徹子さん→すごい奇麗なレースでしたね、あの時ね。
十和子さん→よく覚えていらっしゃる。
徹子さん→覚えてます、よく覚えてます。
十和子さん50才になられたんですって。ほんっとにきれいな50才です💛
十和子さん→やっぱり若い時とは随分自分の肌の感じとか体の感じも随分変わってきたなー、なんて思いますけれども、まあ仕方がないと諦めてはもったいないので、いろいろケアをしなきゃいけないのも楽しみのうちかなぁーなんて思って。
徹子さん→この奇麗なお肌はやっぱりお化粧品作っていらっしゃるのもあれなんですけど、ご主人のチェックが厳しいんですって?
十和子さん→そうですね。
一緒に会社に出社して仕事をして帰りますよね。
そうすると、朝のお化粧したての、まだ本当に疲れてない状態で一緒に会社に行きます。
で、仕事が1日終わりました。
お化粧直しなんかもそんなにね、どこかに出かけるわけではなければ、しないでそのままお家に帰る時に、帰りのエレベーターの中で、
「うわー大丈夫?ひどいよ」って言われちゃうんですよー

小さなエレベーターの中でね、蛍光灯に照らされると相当ひどいものなんでしょうけれども。
そうすると、まぁそこで私がキー!なんて言ったらそういう注意もしてくれなくなる。
やっぱり一番身近で本当のことを言ってくれるのはもう彼しかいませんから。
だから、やっぱりそういう本当のことを言ってもらって、自分の状態を知るっていうのも製品作りには大事なことですので、それもありがたいご意見として伺って。
徹子さん→それでどこをどうすればいいのかっていうのは話し合うの?
十和子さん→元々皮膚科医ですから、ここが、ここがと言ってくれて。
自分の手に負えない時は、主人が業務命令でエステとかに電話して「いってらっしゃい」って。
徹子さん→十和子さんがやってらっしゃるそのブランドはお二人でお作りになったものなの?
誉幸さん→最初はそうです。
ファッションの事業を、まあ変な話・・・、十何年かかってようやっとソフトランディングしまして、こっからようやく自分たちの本当にやりたかったことを。
実はその化粧品会社っていうか、化粧品事業は亡くなった父の一つ夢でもあったんですよね。
せっかく皮膚科の医者もやってるんだし、ということもあったので、じゃあ自分たちの好きなことをと思って十数年前に始めました。
徹子さん→ じゃあ、まあお父様のお思いになってたことを、やっていらっしゃるっていうことは、お洋服はもうやっていらっしゃらなくてもね、それはいいかもしれません。
誉幸さん→亡くなる数年前に仕事を一緒にするようになってからなんですけども、やっぱり君島の名前というか、自分がいなくなっても、何かしらの形で残してもらいたいと。 別に今のこのオートクチュールとか洋服の形じゃなくてもいいんだと。
形を変えてもいいんだと。 わりと割と自由な考えの人でしたので。
父にしかできないこともあったし、私たちにしかできない事もあると・・・。それで共同事業ということで始めました。
徹子さん→「参観日?そういう時って割とお化粧もしないで、いらっしゃる時があるんですって?」
十和子さん→「はい。 いつもお客様の前に出たりとか撮影に行く時のようなお化粧はもちろんしないで、普通にお化粧をして行くんですけれども、そうすると娘は“なんかちょっと今日、お化粧手抜いてない?”とかって」。
「口紅なんかも、あんまりつけないで行くと“なんか間が抜けた顔に見えた”って、酷評されます

徹子さん→お嬢様がなんと宝塚にお入りになっていらっしゃるんですって、 それは上下どっちです?
十和子さん→長女のほうです。音楽学校に入ったのが2年前?3年前ですね。
3年前ですので16歳の時に巣立ってまいりましたので・・・。
もう幼稚園の頃から「宝塚の人になる」っていうふうに卒園文集に書いてありましたから。
本人も望んでましたし私たちもそれを応援していたのでもうわかっているはずの・・・。
まぁ今、関西に住んでますので。
その見送る時にやっぱり、今日なんだって、こうやっぱり子供を巣立たせる時ってわかってはいましたけれどもこんなにすぐ来ると・・・。
こんなに早いタイミングで来ると思わなかったので、やっぱりその姿は今思い出しても・・・

徹子さん→涙出ちゃう? ご主人様はいかがでした?
誉幸さん→それはやっぱり家内独特の感覚かもわかりませんけども、私は本当に夢が叶って良かったなと思いましたし、これから苦労があるんだろうけども、やっぱり親元でできない経験っていうのは本当にありがたいことだと思ってます。
徹子さん→強制的に子離れせざるを得ないっていう状態で。
十和子さん→そうですね。 まあ海外に留学をさせたりするお母様とかだったらもっと距離も離れてますし。
なんですけども、ちょうどその合格がわかってから寮に入るまでたった2週間しかないんですね。
だからその2週間の間に準備をして別れの覚悟を決めなきゃいけないっていうのは・・・。
誉幸さん→なんか本当にもうお嫁入りってこういうことなのかなっていう。 宝塚にお嫁に入ったみたいな・・・。
徹子さん→小さいほうのお嬢さんは何歳なんですか?
誉幸さん→まだ15歳で。
徹子さん→そのお嬢様はなんか個性的なんですって?
誉幸さん→ちょっとまあ私に似てるのかもしれませんがちょっとあまのじゃくなタイプでちょっとあんまり自分で色んな表現をしない・・・上の子とは全然違うタイプなのでちょっとまだ得体が知れないというか。
徹子さん→でもあなたに似てるところがあるっていうのは面白いですね。 じゃああなたはわかる?娘の気持ちは。
誉幸さん→何となく、そうですね。 食べ物の好みですとかこういう時はこういうことを言いたいのかなみたいなことはちょっとわかります。
やっぱりまぁちょっと大人しいかもしれません。
十和子さん→お義母さんと最初、同居しましたので3人で生活してました。
漆の扱い方とか、はたきのかけ方、アイロンのかけ方一つから主人の母から習いました。
徹子さん→あなたはずっと女優さんもやってそうやってモデルもやっていらしたから、実家にいらしてほとんど家事はやっていらっしゃらなかった?
十和子さん→ほとんどキッチンにはね、立ち入らなかったんですね。お嫁にいくまで。
でも、もうお嫁にいったその日から・・・。
ですからもう午後3時ぐらいから夕飯の支度が心配でキッチンでうろうろしてました結婚した頃は。
でも主人が育った味を同居してる時にこういうものを食べて、こういうものが好きっていうのを義母から直伝で習うことができましたのでそれはとても感謝してます。
徹子さん→でも誉幸さんは何だかとにかく全部片付けてやっちゃうんだって?
十和子さん→ これもう性分ですね。一つ出したら一つしまうみたいな。
徹子さん→「Mr.原状復帰」って言われてる・・・。
十和子さん→とにかく出したものはもうすぐに元に戻すっていう

キッチンで何かにラップを掛けますよね。
それを冷蔵庫にしまってフッて見るともうないんです。
私あれ?あれ?あれ?って。
幻だったのかしらって慌てるぐらいもうスッとないんですね。
徹子さん→Mr.原状復帰。

誉幸さん→そんなひどくもないんですけども、やっぱり共働きといいましょうか2人で仕事をしてますんで。
あまりこういうところに色んなものがバーッと出てるのはあまり好きではないというタイプなんです。
十和子さん→お風呂の水滴もあっという間になくなる。私に強要するっていうことはないんですけども気になったところはもうピシッと。
徹子さん→ 「君どうしてやらないの?」とかって仰らないで自分でやっちゃうっていうところがね。
誉幸さん→無言の圧力かもしれませんが、ある意味・・・。

徹子さん→ベッドメイキングも。
十和子さん→そうです。朝大体一緒に6時過ぎに起きて、次女が学校へ行くのを送り出します。
で例えば前の日が遅かったりして、ちょっともう1回あと30分でも朝寝をしたいなーなんて思って、もベッドを抜け出した瞬間にもうピシッとね、シーツもお布団もメイキングしてるのでちょっとでも腰掛けたら本当にしわができてしまうっていうぐらいなんですね。
誉幸さん→別に寝ていただいても結構なんですけどね、全然。 またやりますので。

十和子さん→ なので申し訳ないので、リビングのソファでちょっと横になったりとかしてそこはもうさわらずに。
同じようにはできないので。
徹子さん→ベッドメイキングって・・・ベッドって大変ですよ。 奇麗にちゃんと・・・。
十和子さん→男性の力でピシッと、こうシーツをしますとね、まあ気持ちいいぐらいにしわがないので。
徹子さん→さて、せっかくご夫婦でいらしたので色紙に相手に点数をつけていただいて申し訳ないんですけど、ちょっと書いていただいたのを十和子さんから
ご主人は何点? 99点、すごい!
十和子さん→ もう本当に私にとっては、もったいないような主人なんですけど。
誉幸さん→ありがとうございます。
十和子さん→マイナスの1点はですね、「心配性」というところ。
例えば私が会社に行く時も「駐車場の小銭ある?」とか。
誉幸さん→娘が3人いるみたいな感覚はちょっとありますですね。

徹子さん→ご主人様は?奥様は何点?
「98点!」
誉幸さん→マイナス2点のところは「とにかく生真面目」で突き詰めてしまうところがあるんですが「根を詰め過ぎないように」という。
徹子さん→本当に真面目なんですね。
誉幸さん→それはありがたいところではあるんですがやっぱりあまり根を詰め過ぎると疲れてしまうので。
まあ、ほぼほぼ本当に100点120点ではあるんですけど、2点ちょっとマイナスをさせていただきました。
徹子さん→ご夫婦とも考えていらっしゃることがね、1点差のねマイナスぐらいで。
それはすごいですよ。
他はもう全然ないの?
十和子さん→あとはもう心配性なのでとにかく疲れ過ぎてしまうんじゃないかなって逆に私は思います。
誉幸さん→色んなことがありましたんで、やっぱり心配する習慣はちょっとついてしまったかもしれません。

徹子さん→あの頃・・・週刊誌はあの時はなんで集中的にお宅にあんなに・・・。
襲いかかるようにお宅に行きましたよね。
誉幸さん→本当にもう

父が亡くなってもう一回来ましたので。
徹子さん→あんな急にお父様亡くなると思わなかったしね。でも、今お幸せならね、それもまあ思い出の一つで何よりでございます。

お2人ともとても穏やかでお幸せそうでした。
いろんな困難を乗り越えてこられたんだなー。
いいご夫婦でした。

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最後に十和子さんが出された本の紹介です
十和子→私の日々の暮らしを、家の中でとにかく私の私服で。
普段食べてるものそれから気にしている。
例えばお化粧ではなくて、肌のためにしている事とか今のありのままの等身大の私を盛り込んだのがこの『十和子道』という本です。
もう1冊は、私が仕事をしていく上で、子供を育てていく上で色んな悩みにぶち当たった時 『私が決めてきたこと』
こうやって決心を決めてきた、こうやって舵を取ってきたっていう精神的なことを書かせていただきました。



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